8月31日の東証一部では、TOPIXは前日比3.79ポイント安の1735.35ポイントとなって、8月最後の取引を終えました。
 前日のアメリカ株安やトランプ大統領が来週にも中国輸入品2000億ドル相当に追加関税を発動すると報じられたこと、7月鉱工業指数が市場予想0.2%増を割り込むマイナス0.1%、失業率が前月2.4%より悪化した2.5%となったことで、日本株は下落して始まりました。
 その後、中国8月製造業PMIが市場予想の51.1や前月の51.2よりマシな51.3となったことで、上海株やアジア株が下げ止まり、後場は持ち直しました。もっとも、上海株が2800ポイント割れ、香港ハンセン株が28000ポイント割れとなって終えています。

 33業種別指数ランキングでは、1位に医薬品、2位に精密機器、3位サービス業が入り、不動産業や情報・通信業、倉庫運輸関連など33業種中9業種が前日比で値上がりしました。一方でワースト3には、鉄鋼業、保険業、石油石炭業がランクインしました。

 9月1日の月額課金サービス「ニンテンドースイッチオンライン」の開始を控えた任天堂やテンセントと合弁会社を設立すると発表したスクエア・エニックスHDが上昇する一方、中国当局が30日にインターネットゲームの販売数量規制方針を発表したことで、テンセントを通したカプコンやネクソンが下落し、米中貿易戦争の激化を懸念して日立建機やコマツに売りが出ました。

 このほか、自社株買いが好感されたフォスター電機が全取引所株式ランキング値上がり率6位、前日に第1四半期発表を行った衣料・雑貨の企業間電子商取引『スーパーデリバリー』運営のラクーンが同ランキング値上がり率17位となりました。

 一方、東証二部は、東証二部指数が前日比19.22ポイント高の7261.48ポイントと東証一部と対照的な終値となりました。主力株では前日比で東芝や朝日インテック、日本精機が上昇する一方、アトムやJトラスト、ブルボンが下落したほか、アウンコンサルティングやIT機器管理サービス提供のパシフィックネットが続伸して、全取引所株式ランキング上位となりました。。アリシア vio